ミラノ補習授業校の歩み
1976年ミラノ日本人学校の設立と同時に、それまであった第一期補習校は廃校になる。
1981年10月、第二期補習校(現補習授業校)の前身である日本語教室が自主運営で設立される。
7家族10名の児童生徒が3クラスに分かれ、毎週土曜日、2時間の国語授業を個人事務所の部屋を利用して行う。
長期滞在者、永住者、他国からの転勤者家族等の海外勤務者・在住者の多様化に伴い補習校の必要性が高まって来たところ、91年4月より、商工会の下部組織「邦人会」設立に参加し、同時にミラノ日本人学校の特別教室4教室(理科室、家庭科室、視聴覚室2教室)を借用して授業を始める。
1994年4月、補習校保護者だけで、自主的に定款、運営規則を作成して正式組織づくりを行う。
同時に東京の海外子女教育財団に登録し、外務省より毎年の援助金を受け始める。
児童生徒が40名を越えて、ミラノ日本人学校の特別教室4室から9室に使用教室の増加が認められる。
事務局を設置する。
1995年5月、商工会の下部組織「邦人会」が「北イタリア日本人会」と組織改定になるに伴い
補習校もそのまま北イタリア日本人会の下部組織と位置づける。
(運営は以前通りの自主運営で現在に至る。)
1995年6月、ミラノ日本人学校理事会で普通教室使用が許可され、同年11月より、
長年待望の普通教室9室(小学1年~6年、中学1年~3年)の使用が可能となる。
ミラノ日本人学校理事会事務局との話し合いで、光熱費、清掃費、防犯費用の分担金の支払いを始める。
1996年4月、トリノよりスクールバスを利用して12名の児童生徒が参加。
普通教室9室使用に加えて、特別教室3室(生徒会室、相談室、視聴覚室)を使用して、
12クラス編成(小・中学で9クラス、日本語クラスを3クラス)を完成する。
専任校長を新設する。児童生徒数54名となる。
1999年 4月 トリノからの児童生徒17名を加えて、児童生徒数は90名になる。
2000年 4月 トリノ補習校(23名)の設立に伴い、トリノの児童生徒は独立。その後も90名と前年並の規模を保つ。
2000年10月 幼稚部5歳児クラスを新設。7幼児が参加。
2001年 4月 12クラスで児童生徒数110名になる。
2002年 4月 これまでの45分授業で3校時(2時間半)の活動から、40分授業で4校時(3時間)の活動に移行する。児童生徒数117名。
2002年 5月 日本語クラスⅢ(=高等部)を設置。
2003年 4月 幼稚部・小学部・中学部・高等部・日本語クラスⅠ・Ⅱの13クラスで児童生徒数137名。
2005年 4月 幼稚部・小学部・中学部・高等部、日本語クラス、基礎クラスの13クラスで児童生徒数144名。
2006年 4月 ”HOSHUKO”ASSOCIAZIONE CULTURA GIAPPONESE DI MILANO 設立。
2007年 4月 幼稚部・小学部・中学部・高等部、日本語クラスⅠ・Ⅱの13クラスで児童生徒数160名。
2009年 4月 幼稚部・小学部・中学部・高等部、日本語クラスの12クラスで児童生徒数181名。
2010年 4月 幼稚部4歳児クラスを新設。13クラスで児童生徒数201名。
2011年 4月 小学部1年クラスを2クラスに増設。14クラスで、児童生徒数205名。
2012年 4月 幼稚部を5歳児のみに戻し、小学部・中学部に加え基礎クラスを4クラス設立する。
2013年 4月 幼稚部・小学部・中学部・高等部・基礎クラス3クラスの14クラスで、児童生徒数203名。
2014年 4月 幼稚部・小学部・中学部・高等部・日本語クラスの12クラスで児童生徒数198名。
2016年 4月 幼稚部・小学部・中学部・高等部の11クラスで児童生徒数182名。
2017年 4月 幼稚部・小学部・中学部・高等部の11クラスで児童生徒数185名。
2018年 6月 ”HOSHUKO” ASSOCIAZIONE CULTURA GIAPPONESE DI MILANO 閉鎖。
同年9月より、「北イタリア日本人会」の下部組織
”HOSHUKO” ASSOCIAZIONE CULTURALE GIAPPONESE DEL NORD ITALIA として登録する。
2019年 4月 幼稚部・小学部・中学部・高等部の11クラスで188名。
2020年 5月 新型コロナウィルス対策としてオンライン授業の活用を始める。幼稚部・小・中・高等部。
2021年10月 にほんごクラス新設
2022年 4月 にほんごクラス・幼稚部・小学部・中学部・高等部の12クラスで児童生徒数176名。
2024年 4月 にほんごクラス・幼稚部・小学部・中学部・高等部の12クラスで児童生徒数177名。